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轟水源 轟水源 轟水源

轟水源の紹介

轟水源

宇土半島の大岳系山塊や白山などに浸透した地下水が湧出しており、古くから飽田郡河内村鑪水(現熊本市西区)や合志郡御領村轟(現合志市)と並んで「肥後三轟水」と呼ばれていました。
湧水量一日約6,000トン(毎分約4,200リットル)、水温約18度。
清冽甘味で、特にお茶に適しています。
毎年7月20日には、轟泉簡易水道組合により水神祭が行われます。


轟泉水道の歴史

寛文三(1663)年、宇土細川藩(三万石)初代藩主細川行孝公が、轟水源から約3km離れた宇土の町まで上水道を敷設して以来、今なお使用されている日本最古の現役上水道です。
我が国の上水道(明治時代以前)としては、18番目に造られたものでした。
総延長は、約4.8km(本管約3.5km、支管約1.3km)で、当初は瓦質製樋管を使用していました。
しかし、水漏れや濁りがひどくなったことから、敷設から約100年後の明和八(1771)年、宇土藩五代藩主細川興文公が、宇土半島網津に産する馬門石(阿蘇溶結凝灰岩)製の樋管に改修し、現在に至ります。


轟泉水道の仕組み

轟水源(標高約8m)から末端の船場付近(標高約4m)までの高低差は、4mほどしかありませんが、様々な工夫が施されて送水を可能にしています。
地盤の高い所では約2mも掘り下げて樋管を据え、低い所では土手状施設である「塘」を造り、その上に樋管を通しています。
また、所々に水圧調整や流れてきた砂などを溜める「枡」を配置しています。
このようにして送られた水は、本管から支管へ、さらに井戸に流れ込み、その水を人々が汲み上げて使っていました。
なお、水漏れなどの修理には、赤土や貝灰、塩、松枝や松葉の煮汁などで作られる「ガンゼキ」が現在でも使われています。
水の中でも固まる優れた性質があります。

轟水源基本情報

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定休日 年中無休 
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カード 不可
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店舗特徴

轟水源お店特徴

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クマみる|熊本

店舗情報

  • とどろきすいげん
  • 轟水源
  • 〒869-0457
  • 熊本県宇土市宮庄町轟水源

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